先日、東京ビックサイトで開催された知財・情報フェア&コンファレンスに行ってきました。毎年開かれる知財関連のイベントとしては国内最大級の見本市です。やはり注目だったのは生成AI関連の多さ。数年前はIPランドスケープ等のキーワードをよく聞いたのですが今年はあまり聞かなかったように思えます。ChatGPT、Claude、Gemini…生成AIの本体は米国の企業の独壇場で、国内の企業が追いつけるはずもなく、生成AIを応用した製品に留まっています。その製品でさえ、汎用生成AIの登場で同じ処理が可能になるとも言われており、国内の製品開発の存在意義が危ぶまれています。海外の巨大IT企業にまるで税金のように国内の富が吸い上げられる未来。或るブースの講演者が言っていた言葉、「それでも走り続けるしかない」というのが印象的でした。